

当山は、山号を八部山(はちぶざん)、院号を護法院(ごほういん)、寺号を大龍寺(だいりゅうじ)と称します。
御本尊は阿弥陀如来(本堂「光明堂」)でございますが、別尊としてお祀りしております秘仏 烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう、明王堂)は、古来より「日本三躯随一」と称され、通称「うっさんの寺」「うすさまの寺」として親しまれております。
烏枢沙摩明王は、火の神様、そして不浄を清める功徳を持つことから、「お手洗いの守護神」として篤い信仰を集めてまいりました。
創建は天正14年(1586年)。京都に疫病が流行した際、然誉上人(ねんよしょうにん)が烏枢沙摩明王の法力によって、元々は中京区裏寺町に建立されました。その後、昭和52年(1977年)に現在の右京区梅ケ畑の地に移転しております。
境内には、季節の花々(藤、しだれ梅、もみじ、椿など)が四季折々の彩りを見せてくれます。また、烏枢沙摩堂の横には、乳守地蔵菩薩も祀られており、見どころの一つとなっております。

古来より「日本三躯随一」と称される秘仏として、篤い信仰を集めてまいりました。
烏枢沙摩明王様は、仏教における五大明王の一尊であり、火炎をもって一切の不浄を焼き尽くし、清浄ならしめるという、大変強い功徳をお持ちです。
この「不浄を清める」というお力から、特にお手洗いの守護神として信仰されており、「トイレの神様」として全国的にも有名でございます。
また、火の神様でもあられるため、「火伏せ(火事除け)」や、悪を断ち、煩悩を焼き尽くす功徳があるとも伝えられております。

古くは御所の鬼門守護としてお祀りされていた明王様は、そのご利益の霊験あらたかさから、いつしか人々より「うっさん」という愛称で親しみを込めて呼ばれ、当山も「うっさんの寺」「うすさまの寺」として知られるようになりました。
当山の「明王堂」にて、皆様の心身の清浄、そして日々の暮らしの安寧を祈念し、お参りをお待ちしております。
拝観無料
お手洗いのお札 1,000円
おすがた(御真影) 1,500円
火の要慎 1,500円
肌守り 500円
御祈願 3,000円
お札受け 3,000円
御朱印・お手洗いのお札をご希望の際は事前にお出ましの日時をお知らせいただいた上で、正面玄関の呼鈴を押して下さい。
(お手洗いのお札・おすがた・肌守りは全国発送が可能)
当山では、令和5年に永代祠堂の霊位が入っていただける合祀の納骨塔を建立いたしました。
皆さまの大切なご先祖様へのご供養の一助となれば幸いです。
当山では、皆様の大切なペットが安らかに眠れるよう、心を込めてご供養のお手伝いをさせていただきます。
下記PDFをダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、FAX、LINE、郵送にてお申込みください。
〒616-8261
京都府京都市右京区梅ヶ畑高鼻町37